ミニPCにはスペースを気にせず設置できて、狭いデスクやオフィスでも重宝するというメリットがあります。
ただし、スペックが低かったり拡張性が低いなどの注意点もあるので、使用用途や希望にあわせて検討するのがおすすめです。
今回はミニPCを失敗せずに選ぶためのポイントを7つ解説します。
★ミニPCを選ぶポイント
ミニPCを取り扱うおすすめのメーカーや最新機種も紹介するので、購入する際は参考にしてみてください。
▼ミニPCのおすすめメーカー&機種
最新CPUを重視するなら TSUKUMO |
小型PC MS7J-E241/B |
カスタマイズで拡張性が高い パソコン工房 |
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コンパクトさにこだわるなら 富士通 |
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GPUにこだわるオンラインゲーマーなら ドスパラ |
Slim Magnate MC |
オフィスで使うなら HP |
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動画編集にこだわるなら Apple |
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コスパもサポートも重視するなら Lenovo |
IdeaCentre Mini Gen 8 |
手のひらサイズの選択肢が豊富な GEEKOM |
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価格の安さを重視するなら Minisforum |
- ミニPCはおすすめ?3つのメリットを解説
- ミニPCの購入前に注意すべきデメリット
- ミニPCは7つの項目で選ぶのがおすすめ
- ミニPCおすすめメーカー①最新CPUを重視するならTSUKUMO
- ミニPCおすすめメーカー②カスタマイズで拡張性が高いパソコン工房
- ミニPCおすすめメーカー③コンパクトさにこだわるなら富士通
- ミニPCおすすめメーカー④GPUにこだわるオンラインゲーマーならドスパラ
- ミニPCおすすめメーカー⑤オフィスで使うならHP
- ミニPCおすすめメーカー⑥動画編集にこだわるならApple
- ミニPCおすすめメーカー⑦コスパもサポートも重視するならLenovo
- ミニPCおすすめメーカー⑧手のひらサイズの選択肢が豊富なGEEKOM
- ミニPCおすすめメーカー⑨価格の安さを重視するならMinisforum
- ミニPCのおすすめに関するよくある質問
- まとめ
ミニPCはおすすめ?3つのメリットを解説
ミニPCとは、手のひらに乗るくらいの小さいサイズのデスクトップパソコンのことです。
デスクトップパソコンはスペックや搭載しているパーツによって、さまざまなサイズが選択できます。
ミニPCは置き場所にあわせて邪魔ならないサイズを選択できるほか、以下のメリットがあるので、自身にあっているか検討してみてください。
★ミニPCのメリット
コンパクトで設置場所に困らない
ミニPCはサイズが小さいので、スペースが限られている場合や狭い部屋でも安心して設置できます。
実際のサイズはメーカーや機種によって異なりますが、例えばパソコン工房の「iiyama PC STYLE-IDB7-141-UHX」は約幅80mm×奥行155mm×高さ155mmと、手のひらに乗るくらいの大きさです。
同じパソコン工房のデスクトップでも、ミドルタワー型と呼ばれる大きいサイズの機種であれば約幅220mm×奥行493mm×高さ465mmと3倍近く場所を取ります。
大きいサイズのデスクトップパソコンは存在感がありますが、ミニPCであればインテリアなどの邪魔にならないのもポイントです。
価格帯が安い
ミニPCはスペックや本体サイズが抑えられている分、価格帯も安いものが多いのが特徴です。
安いものであれば、20,000円程度から購入できるのもミニPCのメリットといえるでしょう。
高機能性や最新のCPUにこだわらず、コスパの良い機種を安く購入したいという方にもミニPCはおすすめです。
軽量で持ち運びやすい
ミニPCは手のひらサイズで小さいので、軽量で持ち運びやすいのもメリットのひとつです。
引っ越しなどが多い人や頻繁に模様替えする人も、無理なく運べてかんたんに設置できるので便利です。
また、モニターや接続ケーブルがある場所ならどこでもミニPCを利用できるので、仕事先や自宅に持ち運んで気軽に作業できるのもポイントです。
ミニPCの購入前に注意すべきデメリット
ミニPCは設置しやすく低予算でも購入できるメリットがありますが、すべての人におすすめできるわけではありません。
ミニPCの購入前に知っておいてほしい注意点やデメリットを、以下のとおりにまとめました。
★ミニPCの購入前に注意すべきデメリット
とくにオンラインゲームやクリエイティブな用途に向いている高性能のデスクトップパソコンを手に入れたい方は、注意点も確認したうえで自分にあった機種を選んでみてください。
スペックが低いものが多い
ミニPCのメリットは安く購入できることですが、価格を抑えるためにCPUの性能が低かったり、数世代古いものを搭載している機種も多いです。
インターネット検索やメールの送受信程度であればハイスペックなCPUは必要ありませんが、用途に合わせてストレスなく使える程度のスペックを備えた機種を選ぶことをおすすめします。
また、本体の容量が小さいため外付けのグラフィックボードを搭載するスペースがなく、CPUに内蔵されている機種もあります。
CPU内蔵のグラフィックボードでも動画視聴やSNSを楽しむ程度であれば問題はありませんが、オンラインゲームや動画編集など高画質さを重視したい方はGPUスコアを確認しておきましょう。
拡張性が低い
デスクトップパソコンはメモリ(SSD)やストレージ(HDD)をカスタマイズしたり、別途追加したりできる拡張性の高さも魅力だと感じる方もいるでしょう。
しかし、ミニPCは本体サイズが小さい分、HDDやSSDなどを拡張できなかったり、接続端子の種類やポートが少なかったりとカスタムが難しい可能性があります。
DVDやBlu-rayを再生したりデータを読み取ったりするための光学ディスクも内蔵されていないミニPCが多いので、必要な機能が備わっているか、後から追加できるか確認しておくと無難です。
熱がこもりやすい
パソコンで長時間作業をしたり高負荷の処理を行っていたりする時は内部に熱がこもりやすく、放置しておくと故障や熱暴走と呼ばれる不具合が起きやすくなります。
パソコンによっては効率良く熱を排出するためのファンや冷却クーラーが搭載されているので心配はいりませんが、ミニPCはスペース的にファンなどを搭載しにくく、排熱性能が低い点に注意しましょう。
ただし、冷却機能が少ない分、省電力性が高いCPUを搭載している機種もあります。
また、熱がこもりにくい工夫として、ケースがメッシュ構造になっていたり通気口がいくつも設けられていたりもするので、購入時に確認してみてください。
モニターが必須
ミニPCはコンパクトで持ち運びもかんたんなので好きな場所で使えますが、モニターがなければ内容を確認できません。
軽量でどこでも持ち運べて、なおかつモニターなしの場所でも使いたいなら、ディスプレイ一体型になったノートパソコンもおすすめです。
ノートパソコンはミニPCよりスペックが低かったりオンラインゲームやクリエイティブには向かない機種もありますが、何より1台ですべてをこなせる便利差があります。
自身がどこでどのようにパソコンを使いたいかも、選ぶうえで重視していただきたいポイントです。
ミニPCは7つの項目で選ぶのがおすすめ
ミニPCを購入する際は予算にあわせた価格はもちろんですが、スペックやサイズ感なども確認しておくと失敗しにくいです。
★ミニPCを選ぶポイント
ミニPCを選ぶうえでぜひチェックしておいていただきたい7つの項目を、解説していきます。
CPUは用途にあわせて選ぼう
パソコンの頭脳であるCPUは快適に作業するうえで、確認しておきたいポイントのひとつです。
ほとんどのパソコンに搭載されているCPUは、Intel社の「Core iシリーズ」とAMD社の「Ryzenシリーズ」のどちらかです。
Intelの「Core iシリーズ」とAMDの「Ryzenシリーズ」の主な違いを、一覧表でまとめました。
■「Core iシリーズ」と「Ryzenシリーズ」の違い
Core iシリーズ | Ryzenシリーズ | ||
---|---|---|---|
価格 | 高い | 安い | |
処理能力 | シングルスレッド | ◎ | ○ |
マルチスレッド | ○ | ◎ | |
Windows11対応 | ○ | ○ | |
最新世代 | 第14世代(14000シリーズ) | 第5世代(8000シリーズ) | |
同等モデル | ハイエンド上位 | Core i9 | Ryzen 9 |
ハイエンド | Core i7 | Ryzen 7 | |
ミドルレンジ | Core i5 | Ryzen 5 | |
エントリー | Core i3 | Ryzen 3 |
「Core iシリーズ」と「Ryzenシリーズ」は最新世代であればスペック的には大きく差がないものの、価格は「Ryzenシリーズ」が安く購入できる傾向にあります。
また、「Core iシリーズ」は1つの作業に高い処理能力を発揮するシングルスレッドに優れており、「Ryzenシリーズ」は複数の作業を同時に行ってもスムーズに行えるマルチスレッドに優れているという特徴があります。
ビジネスやオンラインゲームなど高負荷のかかりやすい特定の作業をハイパワーで行うなら「Core iシリーズ」を、コスパ良く購入できてさまざまな動作を同時に行うことが多いなら「Ryzenシリーズ」を選ぶのがおすすめです。
GPUはオンラインゲームするなら要確認
オンラインゲームを快適にプレイするなら、高画質の3D映像を高速で処理できるグラフィック能力が必要です。
グラフィック能力はグラフィックボード(GPU)の性能によって決まるので、ミニPCでもオンラインゲームを楽しみたいなら注意しましょう。
ミニPCは価格が安く本体の容量が抑えられている分、グラフィックボードが単体ではなくCPU内蔵になっているモデルも多いです。
グラフィックボードは高性能になるほどパーツが大きくなるので、単体でパソコン内に搭載されている方がスペックも高くなります。
HDD画質で動画を視聴する程度であれば内蔵GPUでも問題ありませんが、オンライン対戦などで動きのなめらかさや反応速度にこだわりたいなら単体GPUがおすすめです。
単体グラフィックボードは「GeForce RTX 3060シリーズ」以上、AMDなら「RX 6600シリーズ」以上で、リフレッシュレートが144Hz以上のスペックを選べばある程度満足のいくプレイができるでしょう。
OSは使いやすいものを選ぼう
ミニPCに搭載されているOSは、Windowsかmac OSが主流です。
OSは操作感に直結するので使い慣れたものや用途に合わせて選ぶのがおすすめですが、迷ったときはビジネスや一般的な使い方におすすめのWindowsを選びましょう。
Windowsを選ぶなら最新のWindows11に対応しているかも確認してみてください。
また、Apple製品との同期や動画編集などをメインに行うならmac OSがおすすめです。
macOS の場合は最新バージョンの14.5に対応していれば、問題ありません。
サイズは置き場所にあわせて選ぼう
ミニPCとひとくくりにしても、大きな差は手のひらサイズから、ある程度高さや奥行があるものまでさまざまです。
オンラインショップなどで購入する場合はとくに製品が到着してから、思ったより大きいと感じたり予定していた設置場所に置けなかったりする可能性もあるので調べておくことをおすすめします。
たとえば、富士通のミニPC「ESPRIMO DH」シリーズは2つの異なるサイズで展開しています。
同じシリーズでもハイスペックで省スペースモデルの「ESPRIMO WD2」は本体のみのサイズで約幅89×奥行332×高さ313mmですが、さらにコンパクトさにこだわった「ESPRIMO WD21」は本体のみで約幅51×奥行164.5×高さ146.5mmと半分ほどしかありません。
設置スペースに限りがある場合はミニPCというカテゴリだけで安心せず、本体サイズも確認しておきましょう。
メモリは8GB以上がおすすめ
パソコンのメモリは大きいほど一度に処理できる作業の容量が多くなり、スムーズに操作ができます。
メモリ容量が小さいと価格も安いですが、インターネット検索やメール送受信などの軽い作業でも重くなり、使い勝手が悪いパソコンになってしまいます。
パソコンの処理能力を高めるためにも、8GB以上のメモリを搭載している機種を選ぶのがおすすめです。
また、将来的にメモリを拡張したいならメモリスロットが2つ以上あるかも確認しておくといいでしょう。
ストレージは500GBSSD以上がおすすめ
ストレージはパソコン内の保存容量を指しており、写真や動画、大容量のデータファイルを保存する場合は500GB以上あると安心です。
また、高画質の動画や写真を大量に保存するなら1TB以上のストレージを搭載しているモデルもおすすめです。
ストレージにはHDDとSSDの2種類があり、HDDは価格は安い反面、保存したデータを読み込むスピードがSSDより遅い特徴があります。
最新のミニPCでは読み込みが速く消費電力も抑えられるSSDが主流ですが、購入前にスペック表を確認しておきましょう。
また、保存する画像やデータが将来的に増え続ける可能性があるなら、拡張できるように追加ストレージの空きスロットがあるかも確認してみてください。
HDMIやUSB端子の数は多い方がいい
ミニPCは本体をコンパクトに抑えるために、搭載するポートの数や種類が少ない可能性もあります。
ミニPCはキーボードやマウスも外付けとなるので、外部機器を接続できるUSBポートは十分な数が確保できるか確認しておきましょう。
また、ミニPCの内容を映し出すモニターへの出力端子の種類や、スマホやタブレットと同期するならType-C USBなどお持ちの端末に対応した端子が挿し込めるかも調べておくと安心です。
ミニPCおすすめメーカー①最新CPUを重視するならTSUKUMO
ミニPCを取り扱うメーカーでまずおすすめしたいのが、家電量販店の大手チェーンであるヤマダ電機グループが運営する「TSUKUMO」です。
【TSUKUMO 概要】
運営会社 | 株式会社ヤマダデンキ |
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日本国内生産 | ○ |
ミニPCの取り扱い数 | 8機種 |
納期 | 即納モデル:11:30までの注文で最短当日出荷 BTOパソコン:2~14日(モデルによって異なる) |
送料 | 5,000円以上購入で送料無料 |
保証期間 | メーカーによって異なる ※延長保証申し込みで最大5年間延長可能 |
サポート対応時間 | 平日:11:00~19:00 土日祝:10:30~18:.30 |
実店舗数 | 9店舗 |
ミニPCは旧世代のCPUを搭載していることが多いですが、TSUKUMOなら最新のIntel第14世代も選べるのが魅力です。
ミニPCのデメリットであるスペック面での心配をカバーしたい方は、ぜひTSUKUMOの製品を検討してみてください。
また、国内大手メーカーが国内生産にこだわったミニPCとして、日本製の安心感に重きをおきたい方にもおすすめです。
小型PC MS7J-E241/B
TSUKUMOのミニPCは最新のCPUである第14世代のIntel Core i 14000シリーズが選べるのが特徴で、メモリも最大64GBまで拡張が可能です。
ミニPCでもハイスペックさにこだわって機種を選びたいなら、Intel Core i7-14700プロセッサーを搭載した「小型PC MS7J-E241/B」がおすすめです。
■販売価格と主なスペック
販売価格 | 139,800円 |
---|---|
CPU | Intel Core i7-14700 プロセッサー |
GPU | Intel UHD グラフィックス 770 (プロセッサー内蔵) |
メモリ | 8GB(8GBx1枚)DDR4-3200 SO-DIMM |
ストレージ | 500GB SSD(M.2規格/NVMe接続) |
追加メモリ/ストレージ | メモリ:最大64GB/メモリスロットx2(空き1)260-pin |
インターフェース | 前面:USB3.2(Gen 2)、ポートx1 USB3.2(Gen 2x2)、Type-Cポートx1、オーディオ入出力(マイク入力x1、4極ミニジャックx1) グラフィック:ディスプレイ出力(D-Sub15)x1、ディスプレイ出力(DisplayPort1.4)x1、ディスプレイ出力(HDMI)、USB 3.2(Gen 2)Type-Cポート x1 バックパネル:USB3.2(Gen 1)ポートx2、USB2.0ポートx2、USB3.2(Gen 2)Type-Cポートx1、LAN(RJ45)ポートx1、電源端子x1 |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 80x155x155mm (本体のみ、突起物含まず) |
※参考・引用元:小型PC MS7J-E241_B-BTOパソコン eX.computer
小型PC MS7J-E241/Bは高性能な第14世代Core i7 プロセッサーの高処理・高効率を活用して、コンパクトサイズながらもスペック自体はオンラインゲームやビジネスにも十分使えます。
ただし、プレイするオンラインゲームによっては、内蔵GPUのIntel UHD グラフィックス 770はスペック的に物足りない可能性があるので注意しましょう。
OSは最新のWindows11を標準搭載しており、ビジネス向けのProエディションも選択可能です。
高速通信対応のポートも充実しており、最大で4画面に同時映像出力できるのも強みといえます。
ミニPCおすすめメーカー②カスタマイズで拡張性が高いパソコン工房
パソコン工房はBTOパソコンチェーンとしては老舗で、カスタマイズ性の高いパソコンをラインアップしています。
【パソコン工房 概要】
運営会社 | 株式会社ユニットコム |
---|---|
日本国内生産 | ○ |
ミニPCの取り扱い数 | 31機種 |
納期 | 2~7日 ※即納マーク商品は14時までの注文で当日出荷(クレジットカード・代引きのみ) |
送料 | WEB会員登録で無料 |
保証期間 | 1年間 ※延長保証申し込みで最大4年間に延長可能 |
サポート対応時間 | 365日24時間 |
実店舗数 | 70店舗 |
パソコン工房のBTOミニPCシリーズである「I-Class」は約30機種から選べて、CPUやGPUはもちろん、メインメモリやストレージも1st~3stまで拡張可能です。
液晶モニターブランドとして40年の歴史がある「iiyama」のディスプレイとセットでも購入できるので、初めてパソコンを手に入れる方も悩まず選べます。
iiyama PC STYLE-IDB7-141-UHX
「iiyama PC STYLE-IDB7-141-UHX-D」はIntel第14世代のCore-i 3プロセッサーを搭載した、省スペース小型デスクトップパソコンです。
本体は容積が約1.92Lで手のひらサイズにもかかわらず、カスタマイズの選択肢が豊富なのも魅力のモデルです。
■販売価格と主なスペック
販売価格 | 94,800円~ |
---|---|
CPU | Intel Core i3-14100 プロセッサー |
GPU | Intel UHD グラフィックス 730 (プロセッサー内蔵) |
メモリ | 8GB(8GBx1枚)DDR4-3200 SO-DIMM |
ストレージ | 500GB SSD(M.2規格/NVMe接続) |
追加メモリ/ストレージ | メインメモリ:最大64GB 1stストレージ:最大2TB SSD/NVMe M.2[PCIe 4.0×4] 2stストレージ:最大1TB SSD/2.5インチ Serial-ATA 3stストレージ:最大1TB SSD/2.5インチ Serial-ATA |
インターフェース | 前面:ヘッドフォン/スピーカー出力×1、マイク入力×1、USB 3.2 Type-C×1、USB 3.1×1 グラフィック:ディスプレイ出力(D-Sub15)x1、ディスプレイ出力(DisplayPort1.4)x1、ディスプレイ出力(HDMI)、USB 3.2(Gen 2)Type-Cポート x1 背面:USB 3.1 Type-C×1(DP Alt Mode対応)、USB 3.0×2、USB 2.0×2、2.5GBASE-T LANポート×1、ディスプレイ出力(HDMI×1/DisplayPort×1/miniD-sub15Pin×1) |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 80x155x155mm (最大突起物除く) |
※参考・引用元:iiyama PC STYLE-IDB7-141-UHX-D パソコン工房【公式通販】
本体サイドは排気性を高めるための通気口がデザインされており、トップフロー空冷クーラーも標準装備しています。
さらに熱への対策としてCPU冷却グリスを基本構成の標準グリスから熱伝導率が高いシルバーグリスやナノダイヤモンドグリスに変更できるので、小さくてハイスペックでも熱がこもりにくいのがポイントです。
iiyama PC SOLUTION-IJH6-147T-UHX
ビジネスでも十分なパフォーマンスを発揮するミニPCなら、「iiyama PC STYLE-IDB7-141-UHX-D」がおすすめです。
iiyama PC STYLE-IDB7-141-UHX-DはIntel Core i7 プロセッサー 14700Tを搭載し、OSにWindows 11 Proが標準でインストールされています。
■販売価格と主なスペック
販売価格 | 142,000円~ |
---|---|
CPU | Intel Core i7-14700T プロセッサー |
GPU | Intel UHD グラフィックス 770 (プロセッサー内蔵) |
メモリ | 8GB(8GBx1枚)DDR4-3200 SO-DIMM |
ストレージ | 500GB SSD(M.2規格/NVMe接続) |
追加メモリ/ストレージ | メインメモリ:最大64GB 1stストレージ:最大2TB SSD/NVMe M.2[PCIe 4.0×4] 2stストレージ:最大1TB SSD/2.5インチ Serial-ATA 3stストレージ:最大1TB SSD/2.5インチ Serial-ATA |
インターフェース | 前面:ヘッドフォン/スピーカー出力×1、マイク入力×1、USB3.0×2(Type-A×1/Type-C×1)、USB 2.0×2 背面:USB 3.0×5(Type-A×4/Type-C×1)、1000BASE-T LANポート×1、COMポート×1、ディスプレイ出力(HDMI×1/DisplayPort×2) |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 69.2x189x185mm (縦置き用スタンド・突起物含む) |
※参考・引用元:iiyama PC SOLUTION-IJH6-147T-UHX パソコン工房【公式通販】
容積は約1.1LとA5サイズの小型本くらいのコンパクトさで、付属のキットを使えばVESA規格対応モニターの背面に取り付けられるのでとことん場所を取りません。
無線LAN規格として最新のWi-Fi 6Eにも対応しているので、配線周りがごちゃごちゃする心配もなく、スタイリッシュに設置できます。
ミニPCおすすめメーカー③コンパクトさにこだわるなら富士通
パソコンメーカーとして知名度の高い富士通でも、国内生産のミニPCが購入できます。
【富士通 概要】
運営会社 | 富士通クライアントコンピューティング株式会社 |
---|---|
日本国内生産 | ○ |
ミニPCの取り扱い数 | 4機種 |
納期 | 短納期モデル:13時までの注文確定で最短2営業日 標準納期:7〜10日程度 |
送料 | 無料 |
保証期間 | 製品によって異なる |
サポート対応時間 | チャット:24時間(自動対応) 9:00~18:00(有人対応) 電話での問い合わせ: 9:00~19:00(年中無休、無料) |
店舗数 | 全国の家電量販店 |
個人向けミニPCのESPRIMO DHシリーズは、シンプルで邪魔にならないデザインの「ハイパフォーマンス」モデルと縦置きも横置きも可能な「小型コンパクト」の2種類が用意されています。
どちらも第13世代のIntel Core-iを搭載しており、小さくてもハイパワーな使い勝手が期待できます。
ESPRIMO WD1/H2
富士通の「ESPRIMO WD1/H2」は縦にも横にも設置が可能な自由さが魅力のモデルです。
また、CPUはスペックにあわせて3種類から選べて、メモリやストレージも幅広い選択肢からチョイスできるカスタマイズ性もポイントのひとつです。
■販売価格と主なスペック
販売価格 | 82,600円~ |
---|---|
CPU | Intel Celeron G6900 Intel Core i3-13100 Intel Core i7-13700T |
GPU | Intel UHD グラフィックス 710 Intel UHD グラフィックス 730 Intel UHD Graphics 770 (プロセッサー内蔵) |
メモリ | 4GB~最大32GB |
ストレージ | 約256GB SSD~約1TB SSD |
追加メモリ/ストレージ | 2nd HDD:約1TB HDD |
インターフェース | DisplayPort出力×1、HDMI出力×1、USB Type-C×2、USB Type-A×2、USB Type-A×2、USB Type-A×2、有線LAN |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 縦置き時:51×164.5×146.5mm(設置台、突起物含まず) 横置き時:146.5×164.5×51mm(設置台、突起物含まず) |
※参考・引用元:[富士通WEB MART] ESPRIMO WD1/H2 カスタムメイドモデル|富士通パソコン
ESPRIMO WD1/H2は幅がたったの51mmとミニPCの中でもコンパクトに収まっていますが、ストレージは最大で約1TB SSDが選べて追加で約1TB HDDまで拡張できます。
ミニPCには非搭載となることが多い光学ドライブもDVDスーパーマルチドライブとBlu-ray Discドライブから選べるのも、他社モデルとは異なる特徴です。
また、スペックや機能を最小限にとどめれば82,600円と安い価格で手に入れられるのも大きなメリットです。
ESPRIMO WD2/H2
コンパクトさにもこだわりつつハイスペックなミニPCを購入したいなら、「ESPRIMO WD2/H2」もおすすめです。
ESPRIMO WD2/H2は最低限のカスタマイズでもCPUは第13世代のIntel Core i3-13100を搭載しているので、負荷のかからない作業であれば十分快適に行えます。
■販売価格と主なスペック
販売価格 | 87,600円~ |
---|---|
CPU | Intel Core i3-13100 Intel Core i5-13400 Intel Core i7-13700 |
GPU | Intel UHD グラフィックス 730 Intel UHD Graphics 770 (プロセッサー内蔵) |
メモリ | 4GB~最大64GB |
ストレージ | 約256GB SSD~約2TB SSD |
追加メモリ/ストレージ | 2nd HDD:約4TB HDD |
インターフェース | DisplayPort出力×2、HDMI出力×1、USB Type-C×1、USB Type-A×1、USB Type-A×2、USB Type-A×7、有線LAN |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 縦置き時:89×332×313mm(設置台、突起物含まず) |
※参考・引用元:[富士通WEB MART] ESPRIMO WD2/H2 カスタムメイドモデル|富士通パソコン
ESPRIMO WD2/H2は拡張性も高く、メモリは最大64GBまで選べます。
ストレージはメインと2ndをあわせると、最大で6TBもの超大容量となるので4Kや8Kなどの高画質動画を編集したり保存したりする方にもおすすめです。
ミニPCおすすめメーカー④GPUにこだわるオンラインゲーマーならドスパラ
ドスパラは日本全国に展開するBTOパソコンチェーンで、オンラインゲームユーザーにも支持されている国内メーカーです。
ドスパラは100%国内生産にこだわっており、カスタマイズ性が高いのも特徴です。
【ドスパラ 概要】
運営会社 | 株式会社サードウェーブ |
---|---|
日本国内生産 | ○ |
ミニPCの取り扱い数 | 10機種 |
納期 | 12時までの注文確定で当日出荷 |
送料 | 3,300円(沖縄・離島は6,600円)/台数 |
保証期間 | 1年 ※延長保証申し込みで最大2年に延長可能 |
サポート対応時間 | 365日24時間 |
店舗数 | 47店舗 |
※価格はすべて税込
ドスパラでは省スペースなスリムタワーデスクトップパソコンが購入でき、ミニPCではめずらしく単体型GPUも選択可能な点が大きな特徴です。
設置スペースを抑えつつ、グラフィック性にもこだわりたいオンラインゲームユーザーにおすすめのメーカーです。
Slim Magnate MC
ゲーム機やディスプレイ周りをシンプルにしたい方におすすめの「Slim Magnate MC」は、単体グラフィックボードとしてGeForce GT 1030 2GBが搭載されています。
GeForce GT 1030 2GBはグラフィックボードとしてはエントリークラスですが、CPU内蔵のグラフィックボードが主流のミニPCでは注目したいスペックです。
■販売価格と主なスペック
販売価格 | 121,980円 |
---|---|
CPU | Intel Core i5-14400F プロセッサー |
GPU | NVIDIA GeForce GT 1030 2GB |
メモリ | 16GB (8GBx2) (DDR5-4800) |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
追加メモリ/ストレージ | - |
インターフェース | 前面:USB2.0x2、USB3.2 Gen1、Type-A x2 背面:USB 2.0×4、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、映像出力:HDMI ×1、DisplayPort×1 |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 95x283x327mm |
※参考・引用元:Slim Magnate MC(マグネイト MC)15047|パソコン通販のドスパラ【公式】
Slim Magnate MCはマルチタスクでも安定した処理スピードを保つ16GBのメモリを装備しており、第14世代のIntel Core-i5とあわせてパフォーマンス性の高さも期待できます。
本体前面部分のスリットには吸気ファンを搭載しており、側面にも吸排気孔を設けているので、長時間のゲームプレイでも効率のよいエアフローが実現できます。
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ミニPCおすすめメーカー⑤オフィスで使うならHP
オフィス向けのミニPCならアメリカに本社を置くHPがおすすめです。
HPでは日本国内の法人向けPC市場でブランド別のシェアNo.1に何度も選ばれて続けている会社です。
海外メーカーですが、日本向け製品は東京都内で生産しているので安心感があります。
運営会社 | 株式会社 日本HP |
---|---|
日本国内生産 | ○ |
ミニPCの取り扱い数 | 2機種 |
納期 | 標準納期:約5営業日 |
送料 | PC本体の場合は3,000円(税抜き) |
保証期間 | 標準3年保証(最長5年まで延長可能) |
サポート対応時間 | 製品仕様・サービス仕様の問い合わせ: 月曜日~金曜日 9:00~18:00 お見積・ご注文の問い合わせ: 月曜日~日曜日 9:00~18:00 |
店舗数 | 全国の家電量販店 |
HPのビジネス向けデスクトップ「HP Elite」シリーズとして、「超小型」と「省スペース型」がそれぞれラインアップされています。
HP Elite SFF 800 G9(インテル第13世代CPU搭載モデル)
「HP Elite SFF 800 G9(インテル第13世代CPU搭載モデル)」は幅10cmの省スペースデザインで、デスクの上に置いても作業スペースを確保できます。
縦にも横にも寝かせて設置ができ、うえにディスプレイモニターを置いても問題のない堅牢性を備えているので、限られたスペースを無駄にしません。
■販売価格と主なスペック
販売価格 | 139,480円~ |
---|---|
CPU | Intel Core i3-13100 Intel Core i5-13500 Intel Core i7-13700 Intel Core i9-13900 |
GPU | Intel UHD グラフィックス 730 Intel UHD Graphics 770 (プロセッサー内蔵) |
メモリ | 8GB~最大128GB |
ストレージ | 約256GB SSD~約1TB SSD |
追加メモリ/ストレージ | 2nd HDD:約1TB HDD~約2TB HHD 約256GB SSD~約1TB SSD |
インターフェース | 前面:USB Type-C 3.2 Gen2×1(チャージングポート)、USB Type-A 3.2 Gen2×4(前面4、内チャージングポート×1)、SD カードリーダー(オプション)、マイク/ヘッドフォンコンボジャック
背面:ケーブルロックスロット、シリアルポート(オプション)、RJ-45、USB Type-A 3.2 Gen1 ×3、USB Type-A 2.0×3、グラフィクスカード(オプション)、オーディオ・ラインアウト、DisplayPort 1.4a(DP++)×2 、HDMI 1.4、選択可能ポート(オプション)HDM・VGA・USB Type-C |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 338×308x100 mm |
※参考・引用元:HP Elite SFF 800 G9 インテル第13世代CPU搭載モデル 製品詳細・スペック - デスクトップ・PC通販|日本HP
CPUは第13世代ですがハイエンドのIntel Core-i9がカスタマイズできるので、処理能力が求められる作業も難なくこなせます。
ただし、ハイスペックで拡張性も高い分、幅は約10cmと省スペースモデルの中では大きい点に注意しましょう。
HP Elite Mini 800 G9(インテル第13世代CPU搭載モデル)
「HP Elite Mini 800 G9(インテル第13世代CPU搭載モデル)」はさらに小型化にこだわった超薄型ボディが特徴のミニPCです。
■販売価格と主なスペック
販売価格 | 132,880円~ |
---|---|
CPU | Intel Core i3-13100T Intel Core i5-13500T Intel Core i7-13700T |
GPU | Intel UHD グラフィックス 730 Intel UHD Graphics 770 (プロセッサー内蔵) |
メモリ | 8GB~最大64GB |
ストレージ | 約256GB SSD~約1TB SSD |
追加メモリ/ストレージ | 2nd HDD:約1TB HDD~約2TB HHD 約256GB SSD~約1TB SSD |
インターフェース | 前面:USB Type-C 3.2 Gen2×1(チャージングポート)、USB Type-A 3.2 Gen2×2(内1つはチャージングポート)、マイク/ヘッドフォンコンボジャック
背面:電源コネクター、ケーブルロックスロット、Flex Port 2、RJ-45、USB Type-A 3.2 Gen1 ×1、DisplayPort 1.4a(DP++)×2 、HDMI 2.0b、USB Type-A 3.2 Gen2×2、選択可能ポート(オプション)HDM・VGA・USB Type-C |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 177×175×34mm |
※参考・引用元:HP Elite Mini 800 G9(インテル第13世代プロセッサー搭載モデル) 製品詳細・スペック - デスクトップ・PC通販|日本HP
HP Elite Mini 800 G9(インテル第13世代CPU搭載モデル)はCDケースより少し大きい程度のサイズで、ディスプレイ裏にも取り付けが可能です。
ディスプレイに取り付ける場合は「画面出力・給電機能付USB Type-Cポート」をカスタマイズして選択することで給電用の配線が1本で済むため、よりスタイリッシュに設置できます。
ミニPCおすすめメーカー⑥動画編集にこだわるならApple
ミニPCで動画編集をしたい方には、iPhoneやMacBookでおなじみのApple社がおすすめです。
【HP 概要】
運営会社 | Apple Japan合同会社 |
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日本国内生産 | ✕ |
ミニPCの取り扱い数 | 2機種 |
納期 | 最短翌日 |
送料 | 無料 |
保証期間 | 標準1年保証(オプションで延長可能) |
サポート対応時間 | 電話での問い合わせ: 9:00~21:00(元旦以外) チャットでの問い合わせ: 9:00~21:00(元旦以外) |
実店舗数 | 全国のApple Store・家電量販店 |
Appleでは2023年に独自の高性能CPUチップ「M2」と「M2 Pro」を搭載した「Mac mini」を発売しました。
Mac miniならデータの大きい画像や8K動画の編集も可能なので、クリエイティブな使い方をしたい方はぜひ検討してみてください。
Mac mini M2
Appleの「Mac mini M2」は、約20cm×20cmの正方形のデザインが特徴の超小型ミニPCです。
Mac miniに搭載されている最新チップのM2はCPU・GPUともに高速で、機種によってはWindows搭載のエントリーモデルよりも高性能な場合があります。
Apple公式サイトによると、旧モデルのM1と比較してM2のCPU性能は最大18%、グラフィックス性能は最大35%向上しています。
■販売価格と主なスペック
販売価格 | 84,800円~ |
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CPU | Apple M2チップ |
GPU | 10コアGPU |
メモリ | 8GB~最大24GB ユニファイドメモリ |
ストレージ | 約256GB~約2TB |
追加メモリ/ストレージ | - |
インターフェース | DisplayPort、Thunderbolt 4(最大40Gb/s)、USB 4(最大40Gb/s)、USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)、アダプタ(別売り)を使用したThunderbolt 2(HDMI、DVI、VGAに対応)、USB-Aポート(最大5Gb/s)x2、HDMIポート、ギガビットEthernetポート(10Gb Ethernetに変更可能)、 3.5mmヘッドフォンジャック |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 197x197x35.8mm |
※参考・引用元:Mac mini-Apple
Mac mini M2は84,800円からと価格はエントリーモデル並みに安いですが、高性能グラフィックスを駆使したオンラインゲームから8K動画の編集、複雑なソフトウェアの開発まで何でもこなします。
高速のSSDストレージは最大2TBまで拡張が可能で、メモリも標準の8GBから最大24GBまでグレードアップできます。
低価格で超ハイスペックなミニPCを実現したい方にMac mini M2はおすすめです。
Mac mini M2 Pro
「Mac mini M2 Pro」は見た目やデザインはMac mini M2とまったく同じですが、さらに高速のCPUチップM2 Proが搭載されています。
M2 ProはAppleのデスクトップパソコンでIntel Core-i7を搭載したiMacと比較しても、写真の編集パフォーマンスは約4.7倍、ビデオ編集は約18.8倍と驚異的な実力を誇ります。
■販売価格と主なスペック
販売価格 | 184,800円 |
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CPU | Apple M2 Proチップ |
GPU | 最大19コアのGPU |
メモリ | 16GB~最大32GB ユニファイドメモリ |
ストレージ | 約512GB~約8TB |
追加メモリ/ストレージ | - |
インターフェース | DisplayPort、Thunderbolt 4(最大40Gb/s)、USB 4(最大40Gb/s)、USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)、アダプタ(別売り)を使用したThunderbolt 2(HDMI、DVI、VGAに対応)、USB-Aポート(最大5Gb/s)x2、HDMIポート、ギガビットEthernetポート(10Gb Ethernetに変更可能)、 3.5mmヘッドフォンジャック |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 197x197x35.8mm |
※参考・引用元:Mac mini-Apple
M2 ProはM2よりメモリ容量やメモリ帯域幅が約2倍と大きいので、さらに高速処理が求められる作業やマルチタスクでのパフォーマンスも動作が軽いのが最大のメリットです。
M2 Proは最大3台のディスプレイにも同時接続でき、最大8Kの解像度や240Hzのリフレッシュレート対応のディスプレイもサポートできるので、オンラインゲームユーザーにもおすすめです。
ミニPCおすすめメーカー⑦コスパもサポートも重視するならLenovo
Lenovoは比較的安い価格設定でハイスペックのパソコンが購入できる海外メーカーですが、国内でのサポートをレノボ・ジャパン合同会社が行うので安心感があります。
コスパの良さを重視しつつ、サポートはしっかり受けたいという方におすすめのメーカーがLenovoです。
【Lenovo 概要】
運営会社 | レノボ・ジャパン合同会社 |
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日本国内生産 | △ (一部機種のみ) |
ミニPCの取り扱い数 | 機種 |
納期 | 標準納期:1~2週間程度 |
送料 | 無料 |
保証期間 | 標準1年(最大5年まで延長可能) |
サポート対応時間 | 電話での問い合わせ: 9:00~18:00(レノボ月次指定休業日を除く) |
店舗数 | 全国の家電量販店 |
Lenovoの電話でのサポート窓口は週末や休日でも営業しており、固定電話からならフリーダイヤルでかけられるのも親切です。
また、製品を購入して1か月以内であれば、無料で使い方などの相談ができるのもポイントが高いといえます。
IdeaCentre Mini Gen 8
Lenovoは約20cm×20㎝の正方形ボディに第13世代Intel Core-iを搭載した「IdeaCentre Mini Gen 8(第13世代Intel® Core™)」が購入できます。
CPUはIntel Core i5-13500HとIntel Core i7-13700Hが選べますが、どちらもパフォーマンス性に優れており、70,000円台で手に入る価格設定は破格です。
■販売価格と主なスペック
販売価格 | 74,800円~ |
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CPU | Intel Core i5-13500H Intel Core i7-13700H |
GPU | Intel Iris Xe グラフィックス (プロセッサー内蔵) |
メモリ | 8GB~最大16GB |
ストレージ | 約256GB SSD~約512 SSD |
追加メモリ/ストレージ | - |
インターフェース | 電源ボタン、USB3.2 Gen2、USB3.2 Gen2、USB2.0、USB3.2 Gen2 Type-C、 Thunderbolt™4 ポート、コンボジャック、HDMI 2.1、 電源ジャック、USB3.2 Gen2、 イーサネットポート(RJ-45)、 DisplayPort 1.4b x 1 |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 約 195 x 191 x 39mm |
※参考・引用元:IdeaCentre Mini Gen 8(第13世代Intel® Core™)|コンパクトでパワフルなパフォーマンス|レノボ・ジャパン|レノボ・ ジャパン
メモリ・ストレージは標準スペックで8GB/256GBと、普段使いや軽い作業であれば十分快適です。
Thunderbolt 4やDisplayPortなど接続端子も豊富なので、本体自体はコンパクトに周辺機器を充実させられるのも大きなメリットです。
ミニPCおすすめメーカー⑧手のひらサイズの選択肢が豊富なGEEKOM
GEEKOM(ギコム)は台湾のパソコンメーカーで、現在21周年記念セールを実施している老舗ブランドです。
公式サイトは日本語にも対応しており、メールで問い合わせれば24時間以内に返信を行うと公式サイトに記載されているのでサポート面でも問題ないといえます。
【GEEKOM 概要】
運営会社 | GEEKOM |
---|---|
日本国内生産 | ✕ |
ミニPCの取り扱い数 | 13機種 |
納期 | 標準納期:約2~8営業日 |
送料 | 国内無料 |
保証期間 | 3年間 |
サポート対応時間 | 電話での問い合わせ: 月曜日~金曜日 10:00~16:00 オンラインでの問い合わせ: 月曜日~金曜日 10:00~19:30 |
店舗数 | - |
GEEKOMは手のひらサイズのコンパクトミニPCを多くラインアップしており、現在13機種から自分にあったスペックを選べます。
また、GEEKOMのミニPCはカラーリングが国内メーカーとは少し異なり、メタリックな質感や日本限定のピンクなども用意されているので、お気に入りの色で揃えたいという方にもおすすめです
GEEKOM A8
「GEEKOM A8」はCPUにAMD Ryzen 8040シリーズの最上位モデルであるRyzen 9 8945HS、またはRyzen 7 8845HSを搭載しているミニPCです。
Ryzen 9 8945HS搭載のモデルはメモリも32GB、ストレージは2TBとハイエンド級のスペックを備えています。
■販売価格と主なスペック
販売価格 | 92,000円~ |
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CPU | AMD Ryzen 7 8845HS AMD Ryzen 9 8945HS |
GPU | AMD Radeon 780M グラフィック |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 約1TB SSD~約2TB SSD |
追加メモリ/ストレージ | - |
インターフェース | 後部 USB 3.2 Gen 2 タイプA、後部 USB 2.0 タイプA、前面 USB 3.2 Gen 2 タイプA (Power Delivery 対応)、前面 USB 3.2 Gen 2 タイプA、USB 3.2 Gen 2 タイプC (Power Delivery 対応、背面パネル)、USB 4 Gen3 タイプC (Power Delivery 対応、背面パネル)、3.5mm 前面ステレオヘッドセットジャック、RJ45 (背面パネル) RTL8125BG-CG、HDMI 2.0×2 (背面パネル)、DC入力 (背面パネル)、電源ボタン、SDカード |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 約 105.77x102.9x1.6mm |
※参考・引用元:AI PC用NPUプロセッサー Ryzen 9搭載 A8ミニ PC|GEEKOM
GEEKOM A8はAIを搭載した最新型のミニPCとして、マルチタスクでも高速のパフォーマンスを実現します。
グラフィックスはAMD Radeon 780Mグラフィックスカードを搭載しており、オンラインゲームのプレイにも耐えうるスペックとなっています。
メーカー補償が標準で3年間と長期にわたってサポートされているのも、おすすめしたいポイントです。
GEEKOM NUC XT13 PRO
Intelの高性能CPUを搭載したミニPCをお探しなら、「GEEKOM NUC XT13 PRO」がおすすめです。
GEEKOM NUC XT13 PROは第13世代のCore-i7とCore-i9が選べて、価格は94,900円からとコスパの良さが自慢です。
■販売価格と主なスペック
販売価格 | 94,900円~ |
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CPU | Intel Core-i7 13620H Intel Core-i9 13900H |
GPU | Intel Iris Xe Graphics |
メモリ | 32GB~64GB |
ストレージ | 約1TB SSD~約2TB SSD |
追加メモリ/ストレージ | - |
インターフェース | リアUSB 3.2 Gen 2 Type-A、リアUSB 2.0 Type-A、フロントUSB 3.2 Gen 2 Type-A(Power Delivery対応)、フロントUSB 3.2 Gen 2 Type-A2 × USB 4 Gen 3 Type-C、フロント3.5mmステレオヘッドセットジャック 、RJ45(バックパネル)、HDMI 2.0×2(バックパネル)、DC入力(バックパネル)、電源ボタン |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 約112×112×37mm |
※参考・引用元:GEEKOM NUC XT13 PRO 第13世代 インテル CORE I9-13900H_I7-13620H
高性能のCPUと大容量の最大64GBメモリ、最大2TBのストレージに対応し、高速処理でストレスなく作業できます。
グラフィックスは内蔵GPUですが、CPU性能が高い分GPUのスペックも高く、同時に4つのモニターに4K画質での表示ができます。
ミニPCおすすめメーカー⑨価格の安さを重視するならMinisforum
50,000円以下の低価格ミニPCを狙っているなら、香港に本拠地を構えるMinisforumがおすすめです。
海外メーカーではありますが、日本公式サイトも用意されており、日本語での問合せも最大で2営業日以内に返信するなど安全に購入ができます。
【Minisforum 概要】
運営会社 | Minisforum |
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日本国内生産 | ✕ |
ミニPCの取り扱い数 | 14機種 |
納期 | 標準納期:約7〜12日 |
送料 | 国内無料(北海道・沖縄県除く) |
保証期間 | 2年間 |
サポート対応時間 | メールでの問い合わせ: 月曜日~金曜日 10:00~19:00 |
店舗数 | - |
ミニPCのラインアップも豊富で25,580円から購入できるので、日本公式サイトをのぞいてみてください。
Minisforum UN100L
Minisforumで最安価格の25,580円で買える「Minisforum UN100L」は、Intelプロセッサーを搭載しており、機能面でもお得なミニPCです。
安くてもメモリは8GB、ストレージは256GBと十分なので、サブパソコンやデータの保存用としても活躍するでしょう。
■販売価格と主なスペック
販売価格 | 25,580円~ |
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CPU | Intel N100 Processor |
GPU | Intel UHD Graphics (プロセッサー内蔵) |
メモリ | 8GB~最大16GB |
ストレージ | 約256GB~約512GB |
追加メモリ/ストレージ | TF カードスロットx1 2.5 inch SATA HDD Slot×1(SATA 3.0 6.0Gb/s) |
インターフェース | RJ45 1000Mイーサネットポート、USB-A 2.0×2(背面)、USB-A 3.2×2(Gen2、前側) 、USB-C 3.2(Gen2、Alt Data DP and PD)、HDMI 2.0、DisplayPort 1.4、3.5mmコンボジャック、DMIC、Clear CMOS |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 115×110×46mm |
※参考・引用元:【事務用】Minisforum UN100L_UN100DミニPC‐Intel N100
Minisforum UN100Lはコンパクトですが拡張性も高く、TFカードスロットや2.5インチSATA3.0 HDDスロットも備えています。
搭載されているIntel N100プロセッサーは第12世代とまだまだ現役のCPUで、省電力性能にも優れているので、ある程度のスペックがあればいいという方は気にならない使用感でしょう。
Minisforum NAB6/NAB7/NAB9
Minisforumなら第12世代のIntel Core-i7を搭載した機種も60,000円台で購入できます。
「Minisforum NAB6」はIntel Core™ i9-12900HKにカスタマイズしても71,990円と安いので、コスパを重視する方はぜひ検討してみてください。
■販売価格と主なスペック
販売価格 | 139,800円 |
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CPU | Intel Core-i7 12650H Intel Core-i7 12700H Intel Core-i9 12900H |
GPU | Intel UHD Graphics Intel Iris Xe Graphics (プロセッサー内蔵) |
メモリ | 8GB~最大64GB |
ストレージ | 約512GB SSD~約2TB SSD |
追加メモリ/ストレージ | 2.5 inch SATA HDD Slot×1(SATA 3.0 6.0Gb/s) |
インターフェース | RJ45 2.5Gギガビットイーサネットポート×2、USB-C 3.2 (Gen1、Data Only、前側) 、USB-C 3.2 (PD Output、Alt DP and Data) 、USB-C 3.2 (DP Only) 、USB-A 3.2×4 (Gen2) 、HDMI×2、3.5mmコンボジャック、DMIC、Clear CMOS |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 127×127.5×54.7mm |
※参考・引用元:Minisforum NAB6 Intel Core i7-12650H mini pc
また、Minisforum NAB6/NAB7/NAB9はすでに組み立てられている状態で購入もできますが、自作ができる「ベアボーンキット」としても販売しています。
OSはインストールされていませんが自分で好きなOSを用意して入れられるので、ある程度用意されているキットを使って自分だけのミニPCを組みたい方にもおすすめです。
ミニPCのおすすめに関するよくある質問
ミニPCのおすすめについて、多く寄せられる質問をまとめました。
★ミニPCのおすすめに関するよくある質問
自分にあった機種やモデルを決めかねている方は、ぜひ参考になさってください。
ミニPCがおすすめできる人は?
ミニPCの購入がおすすめなのは、以下に当てはまる人です。
★ミニPCがおすすめできる人
- 設置スペースが限られている人
- 高負荷な作業や用途に使わない人
- 拡張やカスタマイズにこだわらない人
ミニPCは手のひらサイズの機種も多く、設置場所が限られている方におすすめです。
スペック面では本体の容量が少ない分、比較的抑え気味の機種も多いので、サブPCとして欲しい人やオンラインゲームなどはしない人におすすめです。
ただし、ミニPCの中にもハイスペックで最新のCPUを搭載しているものや、カスタマイズやメモリ・ストレージの拡張が可能な機種もあるので本記事を参考に自分にあったモデルを探してみてください。
ミニPCはやめとけと言われるのはなぜ?
ミニPCについて検索すると「ミニPC やめとけ」と表示されて不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。
ミニPCが「やめとけ」と言われる理由としては、スペックが低い機種もあることと、海外のメーカーが安価な機種を販売していることなどが挙げられます。
しかし、スペックは複数の機種を比較したうえで自身にあったものを選べば問題ありません。
また、海外のメーカーからミニPCが販売されているのを目にすることもありますが、海外製だからといって「悪い」「危険」というわけありません。
海外メーカーでもサポートの有無や日本語サイトなどが用意されているかを確認し、安全だと納得ができれば購入するのもおすすめです。
ミニPCでもオンラインゲームのプレイはおすすめ?
ミニPCはオンラインゲームも十分プレイできる程度の高性能CPUを搭載している機種があります。
ただしグラフィックスに関してはCPU内蔵のものが多く、ゲームのジャンルによっては不便さやストレスを感じる可能性もあります。
オンラインゲームをプレイするならグラフィックボードが単体で備わっているものか、Intel Core-i7~9やAMD Ryzen 8000シリーズなど高スペックCPUに付随した内蔵GPUを使うのがおすすめです。
ミニPCを自作するのはおすすめできる?
ミニPCの自作を検討している方もいるでしょう。
ミニPCは自作すればコストを安く抑えられることもありますし、、自分にあったスペックで組み立てられるというメリットがあります。
ただし、メーカーで既製品を購入する方が結果的に安くなることもあるのでコストを比較することも大切です。
心配な方はドスパラやMinisforumで自作に必要なパーツがそろったベアボーンキットも購入できるので、検討してみてください。
ミニPCでHDDやSSDは後付けできる?
ミニPCを購入後にHDDやSSDを後付けで拡張したい場合、本体の容量や空きポートがなく、できないものも多いです。
将来的にストレージやメモリを増やしたいなら、購入時に追加が可能か確認しておきましょう。
ミニPCとノートパソコンはどちらがおすすめ?
パソコンの設置スペースに悩んでいるなら、コンパクトなノートパソコンもおすすめです。
スペック面ではデスクトップパソコンのミニPCより劣る場合もありますが、ノートパソコンの最大のメリットは持ち運んで外出先でも単体で使えることです。
ノートパソコンについては、最新のおすすめ機種をまとめた記事も用意しているのでぜひご覧ください。
まとめ
ミニPCには設置スペースに困らない点や低価格で購入できるなどのメリットがありますが、スペックが低かったりカスタマイズができなかったりという注意点もあります。
ミニPCのメリット | ミニPCの注意点 |
---|---|
今回はミニPCが向いている人に向けて、ハイスペックな機種からコスパ最強の機種まで全15モデルを紹介しました。
ミニPCといってもさまざまなサイズや機能があるので、ぜひご自身にぴったりの機種を見つけるためにお役立てください。
▼ミニPCのおすすめメーカー&機種
最新CPUを重視するなら TSUKUMO |
小型PC MS7J-E241/B |
カスタマイズで拡張性が高い パソコン工房 |
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コンパクトさにこだわるなら 富士通 |
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GPUにこだわるオンラインゲーマーなら ドスパラ |
Slim Magnate MC |
オフィスで使うなら HP |
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動画編集にこだわるなら Apple |
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コスパもサポートも重視するなら Lenovo |
IdeaCentre Mini Gen 8 |
手のひらサイズの選択肢が豊富な GEEKOM |
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価格の安さを重視するなら Minisforum |